東京ノービスを100倍楽しむ観戦ガイド|初めてでも分かる大会の流れと注目ポイントを解説!

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ボディビル
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こんにちは、腹筋がカニの裏の人(プロフィールはこちら)です。

4/4(月)に東京ノービスボディビル選手権大会が開催されますが、初心者向けの大会ということもあり、大会を初めて観戦するという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、初めてボディビル大会を観戦する方のために、大会の進行の流れや観戦のポイントなどを解説していきたいと思います。

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ボディビルの審査基準

まずは、大会の流れを見る前に、ボディビルがどのようなルールや審査基準で評価されているのかを簡単に押さえておきましょう。

ここを理解しておくと、「なぜこの選手が評価されているのか」が分かり、観戦がより楽しくなると思います。

ボディビルは“総合力”を競う競技

ボディビルは、単純に筋肉の大きさだけを競う競技ではありません。

審査では主に以下のような要素が総合的に評価されます。

  • 筋肉量(筋肉がどれだけ大きいか)
  • バランス(全身がバランスよく発達しているか、左右差が無いか)
  • 絞り(体脂肪がいかに少ないか、筋肉の形がくっきり見えているか)
  • プロポーション(全身のシルエットが整っているか、見た目が美しいか)
  • ポージング(ポーズが綺麗に取れているか)

そのため、「デカいから勝つ」というわけではなく、全体の完成度が高い選手が評価される競技です。

「絞り」と「バランス」が最終的な結果を左右する!

一般的には筋肉の大きさに目が行きがちですが、実際の大会ではそれだけでは評価されません。

特に重要なのが以下の2つです。

  • 絞り(どれだけ体脂肪が落ちているか)
  • バランス(弱点がなく全身の筋肉がまんべんなく鍛えられているか)

例えば、どれだけ筋肉量があっても、仕上がりが甘い(脂肪が残っている)と順位が大きく下がることがあります。

また、上半身が大きくても脚が極端に細いと評価は大きく下がってしまいます。

逆に、筋肉のサイズがやや劣っていても、絞りとバランスが優れている選手が上位に来ることも珍しくありません。

大会の流れを解説

では、ここからはボディビル大会の全体の流れを順に解説していきましょう。

ピックアップ審査

まず最初に行われるのが「ピックアップ審査」です。

ここでは、出場した全選手の中から上位に残る可能性のある選手(12名)を絞り込むための審査が行われます。

まずは全選手が横一列に並び(人数が多い場合はいくつかのグループに分かれて、そのグループごとに並びます)、全員が同じポーズを順番にとっていきます。

ピックアップ審査では、以下の4つのポーズを取っていきます。

フロントダブルバイセップス

フロントダブルバイセップス

腕の発達、背中の広がり、腹筋、脚のカットなど全身のバランスが分かりやすいポーズです。

正面からの完成度が一目で分かるため、第一印象に大きく影響します。

観戦ポイント:腕の太さだけでなく、ウエストの細さとのバランスに注目すると違いが分かりやすいです。

サイドチェスト

サイドチェスト

横から見た胸の厚み、腕の太さ、脚のボリュームなどが分かるポーズです。

特に上半身の「厚み」が強調されるため、サイズ感の差が出やすいポーズです。

観戦ポイント:胸の厚みだけでなく、ハムストリングス(脚の後ろ側の筋肉)やお尻の絞りにも注目してみてください。

バックダブルバイセップス

バックダブルバイセップス

背中の広がりと厚み、腕、そして下半身まで含めた総合力が分かる重要なポーズです。

ボディビルにおいて背中は大きな評価ポイントとなるため、このポーズで差がつくことも多いです。

観戦ポイント:背中の広さだけでなく、凹凸(立体感)や下半身の仕上がりも合わせて見ると評価の違いが分かります。

アブドミナル&サイ

アブドミナルアンドサイ

腹筋の割れ方や脚のカットなど、「絞り(体脂肪の少なさ)」が最も分かりやすいポーズです。

どれだけ仕上がっているかが一目で分かるため、非常に重要な評価ポイントになります。

観戦ポイント:腹筋の深さだけでなく、太ももの筋の浮き出方を見ると仕上がりの差がはっきり分かります。

ピックアップ審査で番号を呼ばれる=良いこと?

全選手が一通り上記のポーズを取った後はステージの後方に一列に並ぶのですが、その後、審査員から数名の選手の番号が呼ばれ、前に出て再度ポーズを取るよう指示されることがあります。

これは審査員が「この選手をもう少し見たい」と判断した選手だけをステージの前に呼び、再び審査を行うのです。

一般的に、審査員に呼ばれると良いことのように思われるかもしれませんが、実際のところは少し意味が異なり、

  • 呼ばれる:当落線上にいる(審査を通過する/しないのギリギリライン)
  • 呼ばれない:余裕で通過する上位候補、またはそのまま落選

ということになります。

つまり、ピックアップ審査で呼ばれない=全く評価されていないというわけではないということです。

むしろ、呼ばれた選手は「審査を通過できるかどうかの瀬戸際にいる」ということ。

優勝を狙っている選手にとってはここでは呼ばれない方がいいし、逆になんとか次の審査に進みたい選手にとってはここが勝負所

つまり、その選手の現在の評価や立ち位置によって、この審査の意味合いは大きく変わってくるのです。

比較審査

上記のピックアップ審査を通過した12名が、次の比較審査に進みます。

ここからが本格的な順位争いとなります。

【ピックアップ審査の結果はその場では発表されない】

ピックアップ審査を通過した選手は、その場で番号や名前が発表されるわけではないので、初めて観戦する方は「誰が通過したのか分からない」と感じるかもしれません。

実際には、「比較審査に登場した選手=ピックアップ審査を通過した選手」ということになります。

比較審査では規定7ポーズすべてを行う

比較審査では、ピックアップ審査で行った4ポーズに加えて、以下の3ポーズが追加されます。

フロントラットスプレッド

腕の発達、背中の広がり、腹筋、脚のカットなど全身のバランスが分かりやすいポーズです。

正面からの完成度が一目で分かるため、第一印象に大きく影響します。

観戦ポイント:腕の太さだけでなく、ウエストの細さとのバランスに注目すると違いが分かりやすいです。

バックラットスプレッド

背中の広がり(ラット=広背筋)を強調するポーズで、全体のサイズ感やシルエットが分かりやすいポーズです。

腕を広げることで背中を大きく見せ、「どれだけ横に広がっているか」「どれだけ迫力があるか」が一目で分かります。

フロントラットスプレッドと似ていますが、こちらは後ろから見るため、より純粋に背中の広がりと厚みが評価されます。

ボディビルでは背中の発達が評価に大きく影響するため、このポーズで差がつくことも多いです。

観戦ポイント:単に横に広いだけでなく、背中にしっかりと厚みがあるか、またウエストとの対比で逆三角形のシルエットが際立っているかに注目すると違いが分かりやすいです。

サイドトライセップス

横から見た腕(特に上腕三頭筋)の発達と、上半身から下半身にかけての厚みや絞りが分かるポーズです。

腕を伸ばして三頭筋(腕の外側)を強調することで、腕の太さだけでなく、肩から胸、腹部、脚にかけての全体の完成度が一度に確認できます。

また、腹斜筋(お腹の横の筋肉)や脚のカットなどもはっきりと出るため、仕上がりの差が出やすいポーズでもあります。

観戦ポイント:腕の太さだけでなく、腹筋まわりの絞りや脚のカット、身体全体の厚みがしっかり出ているかに注目すると、完成度の違いが分かりやすいです。

これで合計7ポーズとなり、全身をあらゆる角度から評価されることになります。

ボディビルでは、筋肉量だけでなく、仕上がりやバランスも非常に大切です。

そのため比較審査では、「誰が一番デカいか」だけではなく、「誰が一番完成度が高いか」を見ると、より面白く観戦できると思います。

呼ばれる順番が順位のヒントになる

比較審査では、選手が数名ずつ呼ばれてステージ中央で比較されます。

ここで非常に重要なのが、呼ばれる順番です。

基本的には、評価が高いと思われる選手から順に呼ばれていきます。

特に、最初に呼ばれる選手たちのことを「ファーストコール」と呼び、大会が一番盛り上がる瞬間でもあります。

ファーストコールは優勝争いの可能性が高い

ファーストコールに入った選手は、優勝争いをしている可能性が極めて高い選手たちです。

初めて観戦する方は、まずこのファーストコールに誰が呼ばれるかに注目してみてください。

ここで呼ばれた選手たちは、その階級の中でも特に評価されていると考えてよいでしょう。

センターに立つ選手にも注目

さらに、ファーストコールで呼ばれた選手達の並び順もポイントで、中央に配置される選手は「審査の基準」となり、「その選手を中心として周りの選手を比較していく=最優勝候補」になりやすくなります。

もちろん最終結果が必ずその通りになるとは限りませんが、ファーストコールの中でセンター付近にいる選手は、特に高く評価されているとみていいでしょう。

何回目で呼ばれたかで、おおよその順位が予測できる

比較審査では、数回にわたって審査が行われますが、その選手が「何回目で呼ばれたか」によって、おおよその順位を予測することができます。

ただし、あくまで目安であり、最終順位が必ずその通りになるわけではありません。その点を踏まえた上で見ていきましょう。

基本は「最初に呼ばれるほど評価が高い」

先ほども触れましたが、比較審査では基本的に評価が高いと思われる選手から順に呼ばれていきます。

最初に呼ばれるグループは「ファーストコール」と呼ばれ、優勝争いをしている可能性が高い選手たちです。

例えばファーストコールで5人呼ばれた場合、その5人は1位〜5位に入る可能性が高いと考えてOKです。

セカンドコールは「ファーストコール以降の争い」が目安

次に呼ばれるグループは「セカンドコール」と呼ばれます。

このグループは、基本的にはファーストコールの次の順位帯、つまり6位前後以降の争いと見ることができます。

ファーストコールの一部の選手がセカンドコールに残った場合

ただし、セカンドコールの際にファーストコールにいた選手が一部残る場合があります。

この場合、その残っている選手は順位の境目にいる可能性が高く、全体の順位帯は少し前後します。

例えば、ファーストコールが5人で、そのうち2人がセカンドコールにも残った場合、セカンドコール全体はおおよそ4位〜8位あたりの選手が混ざっているイメージになります。

初めて観戦する場合は、細かく考えすぎず、以下のようにシンプルに見るのがおすすめです。

  • ファーストコール → 優勝争い
  • セカンドコール → その次の順位帯
  • 入れ替えがある選手 → 順位の境目

このように見るだけでも、「誰がどの辺りの順位なのか」が分かりやすくなると思います。

比較審査では12名全員に順位がつけられる

このようにして、比較審査では各審査員が12名全員に対して順位をつけていきます。

そして、その結果をもとに、全体的に評価の高かった上位6名が決勝審査に進出します。

つまり比較審査は、決勝に進めるかどうか、そして最終順位にも大きく関わる非常に重要な審査なのです。

決勝審査(フリーポーズ)

決勝審査では、比較審査の上位6名の選手に対して「フリーポーズ審査」が行われます。

※比較審査と同様、決勝審査の進出者も会場でわざわざ発表されることはないので、実際に決勝審査に出てきた選手が上位6名の決勝進出者ということになります。

フリーポーズ審査では、各選手が一人ずつステージに上がり、1分間、自分の好きな曲に合わせて自由にポージングを行います。

規定ポーズとは違い、フリーポーズでは選手が好きな曲や好きなポーズを取れるので、その選手の個性や世界観が最も表れる場面と言えるでしょう。

  • 自分の強みをどう見せるか
  • 音楽の世界観に合わせた表現力
  • ポージングの完成度
  • 身体をより良く見せる構成

同じ身体でも、ポージングの見せ方によって印象は大きく変わってきます。

初めて観戦する方は、「この選手はどこを強く見せたいのかな?」という視点で見ると、フリーポーズも楽しみやすくなります。

【最終順位の決まり方】

最終的な順位は、比較審査と決勝審査の総合評価によって決まります。

そのため、比較審査で上位に入ることはもちろん、決勝審査での見せ方も最終的な印象に関わってきます。

ポーズダウン(順位発表)

最後に行われるのが「ポーズダウン(順位発表)」です。

ポーズダウンでは、決勝に残った選手たちがステージ上で自由に動きながら審査員や客席にアピールをします。ここも大会の中で特に盛り上がる場面であり、観客も一番熱が入りやすいシーンです。

順位は下位の選手から呼ばれていく

ポーズダウンでは、順位発表が行われます。

ここでは、順位が下の選手から順番に呼ばれていきます。

つまり、最後まで呼ばれなかった選手がその階級のチャンピオンです。

観戦している側としても、最後に残った2人のうち、どちらの番号が呼ばれてしまうのか、最も緊張が高まる瞬間だと思います。

まとめ

ボディビルの大会は、ただ筋肉を見るだけでも迫力があって面白いですが、審査の流れを知った上で観戦するとより一層楽しめると思います。

  • ピックアップ審査で呼ばれる意味
  • 比較審査に進む12名
  • ファーストコールに呼ばれる選手
  • センターに立つ選手
  • 決勝審査のフリーポーズ
  • 最後まで呼ばれなかった選手が優勝するポーズダウン

この流れが分かると、自分が応援している選手が今どんな状況なのかを把握しながら観戦でき、より一層応援に力が入るのではないでしょうか。

初めて大会を観戦する方は、ぜひこのポイントを意識しながら楽しんでみてください!

この記事を書いた人
腹筋がカニの裏の人

【出身】
岐阜県生まれ。
現在は東京暮らし。

【経歴】
筋トレ歴20年、ボディビル歴10年

【獲得タイトル】
東京クラス別ボディビル選手権 75kg以下級優勝
東日本ボディビル選手権 75kg以下級優勝
日本クラシックボディビル選手権 171cn以下級優勝 など

【趣味】
読書、動画鑑賞、など

【得意な部位:腹筋】
雑誌「IRONMAN」の腹筋特集にて、最強腹筋の持ち主として紹介。
「月刊ボディビルディング」や「Tarzan」等においても掲載多数。

【ブログについて】
最強腹筋の持ち主である筆者が、これまで培った筋トレやダイエットに関する知識や経験をもとに、読者のお悩みを解決できるようなブログをお届けします。

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