【初めて挑戦する人向け】ボディビル大会に出るためにやるべきことを解説

ボディビル
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こんにちは、腹筋がカニの裏の人(プロフィールはこちら)です

日頃、筋トレをしている皆さん

せっかく身体を鍛えているなら、その成果を観客の前でアピールしてみませんか?

ボディビルの大会に出場することは、「ボディビル挑戦のススメ」にも書いた通り、たくさんのメリットがあります。

今回はこれから始めて大会に挑戦する方向けに、大会に出るまでにやるべきことを全て解説していきたいと思います。

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この記事を書いた人
腹筋がカニの裏の人

【出身】
岐阜県生まれ。
学生時代を滋賀県で過ごし、就職を機に東京へ移住。

【経歴】
筋トレ歴20年、ボディビル歴9年

【獲得タイトル】
東京クラス別ボディビル選手権 70kg以下級優勝
東京クラス別ボディビル選手権 75kg以下級優勝
関東クラス別ボディビル選手権 75kg以下級優勝
東日本ボディビル選手権 75kg以下級優勝
日本クラシックボディビル選手権 171cn以下級優勝 など

【趣味】
読書、動画鑑賞、など

これまで培った筋トレやダイエットに関する知識や経験をもとに、皆さんのお悩みを解決できるようなブログをお届けします。

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大会に向けてやるべきこと

団体を決める

日本にはJBBF、FWJ、NABBA、NBBF等、様々なボディビル団体が存在しています。

それぞれ団体に特徴があるので、まずは自分が出たい団体を決めましょう。

筆者はJBBFに所属しているので、今回はJBBFに出場することを前提として解説をしていきます。

JBBFに出るなら選手登録が必要

JBBFの大会に出る為には、まず選手登録を行う必要があります。

毎年2月~4月頃に受付が行われるので、その間に登録を済ませましょう。

登録は主にオンラインで行われますが、やり方が分からない場合はJBBFのホームページを参照するか、全国のゴールドジムなどJBBF加盟ジムに相談してみましょう。

ちなみに選手登録をしなくても個人参加という形で大会には出場可能ですが、大会参加費が割高になるなどのデメリットもあるので、私は選手登録をすることをお勧めします。

登録が済んだら減量開始

ボディビルの大会に出るには減量が必須です。

せっかく筋肉がついていても、体脂肪に覆われていれば意味がありません。

ここが、トレーニング好きとボディビルダーの大きな分かれ道といっても過言ではないでしょう。

ボディビルは筋肉を評価する競技なので、当然、身体が絞れていなければ評価されません。

筆者
筆者

では、どれくらいまで身体を絞ればいいのでしょうか?
答えは「限界まで」です。

例え筋肉が大きく発達していても、絞りが甘ければ評価はガクッと落ちてしまいますからね。

減量方法については「【極限まで絞る】減量・ダイエットの極意を伝授!」で詳しく取り上げていますが、しっかりと計画を立てて、焦らず時間をかけてゆっくり仕上げていくことが大切です。

日焼けをする

大会に出るためには日焼けも必要です。

ボディビルダーはいつも真っ黒に日焼けをしているイメージがありますが、それは大会に出るためです。

ステージ上ではたくさんの照明が身体に当たるため、肌が白いままでは白飛びしてしまい、筋肉の凹凸が見えにくくなってしまいます。

筋肉の凹凸がはっきり見えないと審査員の評価が落ちてしまうため、日焼けは必須なのです。

海辺など野外で日光に当たることが難しい人は、ぜひ日焼けサロンを利用しましょう。

ジムにも日焼けマシンが設置されている場合が多いですが、1回あたりの照射時間が短かったり照射力が弱く、値段も割高であることが多いです。

筆者
筆者

私は専門の日焼けサロン1の利用をオススメします。

大会に出るレベルまで黒くなるには、(人にもよりますが)強いマシンでも最低10時間以上は日焼けが必要です。(私の場合は15~20時間程度は日焼けをします)

また、最初のうちは肌が慣れていないため、弱いレベルのマシンで短時間から始めていき、徐々にレベルや時間を調節していきます。

だいたい大会3か月前には日焼けを開始し、慣れてきたら1時間を週に1~2回、大会前は2、3日に1回程度の頻度で行うと良いでしょう。

ポージング練習

ボディビルでは以下の決められたポーズが存在します。

  • フロントダブルバイセップス
  • フロントラットスプレッド
  • サイドチェスト
  • バックダブルバイセップス
  • バックラットスプレッド
  • サイドトライセプス
  • アブドミナル&サイ

いくら凄い身体をしていても、ポージングが下手てば評価はガクッと落ちてしまいます。

YouTubeなどを観て勉強してもいいですが、できればボディビル経験者やコーチなどから実際に指導を受けることをお勧めします

筆者
筆者

「この人はポージングの練習をしていないな」「自己流でやっているな」など、審査員が見ればすぐに分かります。ポージングの練習は必須です。

また、決勝に進出した選手は1分間のフリーポーズをとることになります。

フリーポーズとは、1分間、自分の好きな曲をかけて自分の好きなようにポーズが取れるというものです。

もちろん、このフリーポーズも審査対象となるため、好きにポーズを取ると言っても芸術性の高いものでなければなりません。

審査員や観客の感動を呼ぶような、ダイナミックなポーズが取れるように練習しましょう。

筆者
筆者

ちなみに、このフリーポーズには名手と言われている選手がたくさんいます。


須江正尋選手、鈴木雅選手、佐藤貴規選手、須山翔太郎選手、小沼敏雄選手、須藤孝三選手、等。


Youtubeにもたくさん動画が上がっているので、興味のある人は見てみてください。

出場する大会を決めてエントリーする

自分が出場する大会を決めてエントリーしましょう。

JBBFには都道府県大会、ブロック大会(関東ブロック、関西ブロック、東北ブロックなど)、東日本・西日本大会、全国大会など様々な規模の大会があります。

また、同じ都道府県大会でも、新人戦のような大会から、東京選手権(通称「ミスター東京」)のように全国大会にも匹敵するレベルの大会まで様々です。
(ちなみに、東京選手権に関しては、そのレベルの高さからブロック大会の位置づけとなっています)

始めてボディビルに挑戦する人は、まずは新人戦レベルの大会にエントリーしましょう。

筆者
筆者

私も2016年に東京オープン(現、東京ノービス)ボディビル選手権という東京都の新人戦の大会でデビューしました。

また、最近はJBBFが主催する大会だけでなく、ゴールドジムが主催しているマッスルゲートという大会も開かれるようになりました。

ほぼ毎月全国各地で開催されているので、最初はマッスルゲートに挑戦してみても良いですね。

大会直前・当日の調整

大会直前や当日は、最後の仕上げのために水抜きや塩抜き、カーボアップといった調整を行います。

身体のむくみを取り、筋肉がパンパンに張るように炭水化物を体内に入れ込む作業です。

調整については「【絶対に外さない!】ボディビル大会前の調整方法とは?」事で詳しく紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

これがうまくいくと素晴らしい仕上がりとなりますが、失敗すれば逆に浮腫んでしまったり、身体が攣(つ)ってしまったり、筋肉が張らなくなってしまったりと、今までの努力が台無しになってしまうこともあります。

はじめのうちは色々と試してみるのも楽しいと思いますが、あまり極端な調整はたいてい失敗するので私はお勧めしません。

大会当日

大会当日はステージ上で最高の身体を披露しましょう

大勢の観客の声援を受けながらのステージは最高に気持ちのよいものです。

まとめ

ボディビルの大会に出る為には、日々の筋トレはもちろんですが、減量、日焼け、ポージング練習、大会前の調整など、やることが本当に沢山あります。

そして、ボディビルダーは、大会のステージ上の一瞬にそのすべてを掛けています。

ステージの上は一瞬ですが、そこに向かって取り組んできた日々の経験は、一生の財産になると私は思っています。

今はJBBFだけでなくマッスルゲートなど、初心者にも参加しやすい大会が全国でたくさん開催されるようになりました。少しでもボディビルに興味のある人は、ぜひ挑戦してみて下さい。

注釈

  1. 東京近辺だと「サンラウンジ」がオススメです。サンラウンジではプリペイドカードが販売されており、1万円で2万円分利用できるので実質半額で済みます。

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