こんにちは、腹筋がカニの裏の人(プロフィールはこちら)です。
毎日ジムに通っていると、いつの間にか気持ちがマンネリ化してしまったりモチベーションが下がってしまうことはありませんか?
今回は、高いモチベーションを維持するために私が行っているコツを9つ紹介したいと思います。
音楽を聴くとか、モチベーションが上がる動画を見るといった、ありきたりな内容ではなく、どちらかというとトレーニングに対する考え方や取り組み方など、さらに踏み込んだ内容を解説していきます。
高いモチベーションを維持するコツ9選
では早速、高いモチベーションを維持するためのコツを9つ紹介したいと思います。
トレーニング前にコーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインには、体内にドーパミンを分泌させモチベーションをアップさせる効果があります。
(コーヒーには筋肥大に役立つ様々なパワーが秘められているので、興味のある人は「筋トレとコーヒーの効果」をぜひ参考にしてみてください。)
コーヒーはトレーニングを行う30分~1時間前に飲むと効果的です。
コンディショニングをする
身体と心は深く繋がっています。
「今日はやる気が出ないな・・・」「なんかしんどいな・・・」という時は、たいてい身体に疲労が溜まっていたり、筋肉が凝ったりしているものです。
日頃からストレッチをしたり、マッサージガンを使用したり、あるいは整体やカイロプラクティックなどの施術を受けてコンディションを整えておきましょう。
身体が軽くなると気持ちも軽くなり、モチベーションアップに繋がります。
コンディショニングは本当に大切です。
私自身もモチベーションがどうしても上がらない時は、たいていコンディションが悪かったりします。
定期的にディロードを行う
ディロードとは「積極的休養」と言われ、トレーニングの強度やボリュームを一定期間だけ意図的に減らしたり休養を取ることを言います。
これにより、身体的・精神的に蓄積した疲労を回復させ、ディロード後の筋肥大をより加速させることを目的としています。
日々トレーニングに打ち込んでいる人は、一定期間でもトレーニングの強度やボリュームを減らすことには抵抗があるかもしれません。
私もボディビルを始めたばかりの頃は「休んでいるうちに筋肉が減ったら嫌だな」と抵抗がありました。
しかし現在は3か月ごとに1週間の完全休養を取るようにしています。
そして休養期間中は、ストレッチやマッサージガン、骨盤職人などを使ったセルフケアを行ったり、カイロプラクティックに行ったりしています。
また、食事に関してもオフシーズンは外食をしたり好きなものを食べるなどして気持ちを開放しています。
1週間程度なら完全休養しても筋肉は減らないし、ディロード後はモチベーションもトレーニングの強度も上がっていたりするものです。
特に大会シーズン中は心身ともに疲労しやすいのて、計画的にディロードを行うようにしましょう。
ジム仲間を増やす
いつも一人でトレーニングをしているとモチベーションが上がらない時もあるでしょう。
でも、そういう時に気の合う仲間と少し会話をしただけで、気分が晴れた経験がある人も多いのではないでしょうか?
幸い、ジムは毎日、同じ時間帯に同じメンバーが集まりやすいので、知り合いが増えやすい環境下にあります。
「ジムのルール・マナーを守ろう」でも書いた通り、ルールやマナーを日頃から心がけていれば、ジム仲間はすぐに増えていきます。
仲間は多ければ多いほどいいです。
実際、私もボディビルを始めてからたくさんの人達と知り合いになりましたが、今ではジムで仲間と顔を合わせることが毎日のモチベーションアップに繋がっています。
はじめのうちは知らない人だらけでマッチョは怖いイメージがあるかもしれませんが、話してみると皆さん優しい人ばかりです。
勇気を振り絞って「トレーニング教えて下さい」と声をかければ喜んで教えてくれると思います。
身体を鍛えるだけなら家でもできますが、いろんな人と知り合いになれるのもジムの大きな魅力です。
どんどん仲間を増やして、モチベーションアップに繋げていきましょう。
ポージングアカデミーに参加する
ゴールドジムではポージングアカデミーを開催している店舗があります。
ボディビルダーにとってポージング練習は必須ですが、このポージングアカデミーでは毎回多くの選手が集まって合同練習を行います。
ここでも仲間を増やすチャンスです。
特にまわりは本格的にボディビルをやっている人達がほとんどなので、情報交換もできるし皆さんモチベーションが高い方が多いです。
そういう人たちからパワーをもらえる良い機会です。
また、自分がトレーニングや減量などに関して抱えている悩みは、たいてい皆も同じ悩みを抱えていたり、それらを克服してきた経験者もたくさんいます。
悩み事など仲間に相談できる良い機会にもなるので、参加できる環境にある人は積極的に参加してみましょう。
他人と比較しない
自分よりも凄い身体をした人を見て、つい自分と比較してしまいモチベーションが下がってしまった、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、筋肉というのは遺伝子レベルで発達しやすい人もいるし、性別や年齢、生活環境によって成長速度は大きく異なります。
そのような中で人と比べても仕方がないです。
大事なのは「自分自身がどれだけ成長できたか」。
比較の対象を他人ではなく自分自身に置き換えましょう。
自分がコントロールできないことに固執しない
「他人と比較しない」に似ていますが、自分がコントロールできないことに固執してはいけません。
ストレスが溜まるだけです。
これは大会の結果にも同じことが言えます。評価は審査員が行い、自分ではコントロールできないものです。
勝ったら嬉しいし負けたら悔しいですが、それは一時的な感情で終わらせて、すぐに気持ちを切り替えていきましょう。
すぐに結果を求めようとしない
そもそも筋肥大というのは非常に時間がかかるもので、「薄皮を一枚一枚身にまとっていくような作業」と言われています。
アナボリックステロイドなどを使わない限り、身体に変化を起こすためには膨大な労力と時間がかかります。
すぐに結果を求めようとするから、現実とのギャップに苦しい思いをするのです。
「そもそも時間がかかるもの」とあらかじめ理解していれば、モチベーションが落ちることはありません。
結果ではなく過程や在り方を大切にする
私は今までの経験で、これが一番大切なことだと学びました。
結果を追い求めることは向上心に繋がるので大切ですが、そればかりになってしまうとモチベーションは維持できなくなります。
大事なことは、とにかくトレーニングや減量を「楽しむ」ことです。
決して「義務感」でやらないこと。
YouTuberのツカケンさんが「STY(好きなことをとことんやる)法」を紹介していましたが、本当にその通りだと思います。
そして最も大切なのは、トレーニーとして、ボディビルダーとしての「在り方」を大切にすること。
これができるようになると、周りの目を気にすることなく、自分のやるべきことに集中でき、常に高いモチベーションで取り組めるようになります。
「本当の自信を手に入れる9つのステップ」という本にこの考え方のヒントが書かれているので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
筋トレだけでなく、人生のあらゆる悩みを解決してくれる本です。
この本で私の人生観は180度変わりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
モチベーションを上げるために音楽やコーヒーなどの力を借りても良いですが、まずは普段からの取り組み方や考え方を変える必要があります。
これは頭では分かっても、心から理解できるまでには時間がかかるものです。
でも、それを意識した行動を心がけていると、様々な経験を通してだんだんと理解できるようになっていきます。
おそらく、全国のトップビルダーが常に高いモチベーションで身体を鍛え続けられているのには、こういった所に答えがあるのではと私は考えています。
実際、結果に一喜一憂しているようなトップ選手はあまり見かけません。それよりも、皆さん心からトレーニングやボディビルを楽しんでいるように見えます。
皆さんも「結果」より「過程」や「在り方」を大切にして、高いモチベーションを維持していきましょう。
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