こんにちは、腹筋がカニの裏の人(プロフィールはこちら)です。
※写真は実際の大会の様子です。一番右でポーズを取っているのが筆者です。
日々身体を鍛えている皆さん、せっかくならボディビルの大会に挑戦してみませんか?
「もっと筋肉を大きくしたい」「努力の成果を形に残したい」──そんな思いを持つトレーニーにとって、ボディビル大会への挑戦は大きなステップアップになります。
今回は私自身の経験も交えながら、「大会に出ることで得られるメリット」を紹介します。

大会に出る為には、減量や日焼けなどタスクが多くて大変ですが、挑戦することで得られるメリットはたくさんあります。
この記事はこんな人にオススメ!
- ボディビルに興味がある人
 - トレーニーとしてステップアップしたい人
 - 知り合いや仲間を増やしたい人
 - 刺激的な毎日を過ごしてみたい人
 - 人として成長したい人
 
ボディビルに挑戦するメリット
ボディビルに挑戦すると様々なメリットが得られますが、その中でも私が特に感じたことを以下にピックアップしていこうと思います。
知識と経験が一気に広がる

私自身、ボディビルを始める前からトレーニング自体は好きでしたが、ただ好きというだけで何となく身体を鍛えている感じでした。好きな種目しかやらないし、重量設定やフォームも滅茶苦茶。
しかし、ボディビルは全身の完成度が求められる競技なので、何となく好きなトレーニングだけをやっていては結果がついてきません。
筋肥大のための正しいフォームの取得や重量設定、トレーニングボリューム等はもちろん、食事・栄養管理、ポージング、減量調整など、実際に出場を意識することで吸収する情報量は桁違いです。
また、ボディビルを通じて仲間や先輩との交流の機会も増大するので、書籍やネットでは得られないリアルなノウハウも得ることができます。
身体の成長が加速する

上記でも書きましたが、ボディビルは「全身の完成度」が求められます。
つまり、上半身が凄くても脚が細かったり、背中が弱かったりなど、弱点があっては評価されないわけです。
ボディビルダーは常に自分の身体を客観的に見て、弱点を改善させながらトレーニングをしていくので、バランスの良い身体が完成していきます。
また、ボディビルは競技なので「あいつには負けたくない」とか「過去の自分に負けたくない」といった感情が生まれます。こういった感情がさらに身体の成長に大きく拍車をかけるのです。
自分の本当の姿を知ることができる

いくら身体が大きくても、脂肪に覆われていては自分の筋肉がどれくらい発達しているのか分かりません。
減量をすると筋肉を覆っている脂肪がなくなるので、自分の肉体があらわになり本来の姿が分かるようになります。
自分が初めて減量したときは、「俺の筋量ってこんなものか・・・」と落ち込んだものですが、そこから少しずつ筋量を増やしていき、少しずつ自信をもってステージに立てるようになりました。
人とのつながりが生まれる

大会を通じて、同じ志を持つ仲間や、応援してくれる人達との出会いが生まれます。
選手同士はもちろん、ボディビルファンの人達から応援してもらえたり、大会の写真や動画を撮ってもらえたりします。
また、普段通っているジムにおいても”ボディビルをやっている人”として周りから認知をしてもらえるため、ジムでも仲間が増えたり、大会後に労いの言葉をもらえたりなど、いろんな出会いが生まれるきっかけにもなります。

大会のないオフシーズンでも、ボディビル仲間が数百人規模で忘年会や新年会などを開いたりするので、そこでも大勢の方と知り合いになることができました。
大舞台で自己表現できる

大会の規模にもよりますが、東京都の大会や日本選手権などには数百人という規模のボディビルファンが観戦に来ます。
ポージングやフリーポーズは、単なる筋肉の披露ではなく「自己表現」の一つです。
自分をどう魅せるかを考える経験は、人生において大きな自信に繋がります。
メンタルが飛躍的に鍛えられる

厳しい減量やトレーニングをやり抜く過程は、精神的な壁との戦いです。
しかし、この生活を長年続けていると、耐性が出来て日々の生活で感じる様々なストレスに強くなります。
仕事に活きる力が身につく

大会に出る為には、日々のトレーニングだけでなく、減量や日焼け、ポージング練習、大会準備(移動スケジュールの作成やホテルの予約)など、複数の要素を逆算して管理する必要があります。
大会で良い結果を出すには、これらのタスクを効率よく、確実に達成しなければなりません。
この「計画力」「セルフマネジメント力」「逆境を乗り越える力」は、仕事やビジネスに直結します。

私の周りのボディビルダーにも、経営者や医者、弁護士、消防士、警察官など様々な職業をされている方が多く、仕事とボディビルを両立しながら取り組んでいらっしゃいます。
単なる趣味としての筋トレと、競技としてボディビルの大会に出ることの最大の違いは「最大限に成果を出したい」というマインドが働くことです。
「思い出作りのため」とか「大会に出ることに意味がある」といったスタンスではあまり意味が無いですが、本気で優勝を目指す場合、必然的に、無駄を省き必要なことだけに最大限のリソースを割くようになります。
ボディビル競技を通してそのような”マインド“や”習慣“が身につくと、仕事に対しても同様のマインドセットが自然に働くようになり、「自分が抱えている仕事(タスク)に対して成果を出すには何をすべきか?無駄は何か?」を常に考えて行動できるようになります。そのため、ボディビルで成果を出せるようになると、仕事でも同様に成果を出せるようになるのです。
人として大きく成長できる

ボディビルは勝つ喜びもあれば、負ける悔しさもあります。
そのすべてを受け止めながら挑戦を続けることで、自己肯定感が育まれます。
「挫折をどう乗り越えるか」「挑戦をやめない強さ」といった人生の糧を得られるのも、大会ならではの価値だと思います。
実際、私はボディビルを始めてから、大会に勝つために様々なことを考えて行動してきました。
そして、それがうまくいったこともあれば、失敗や挫折もたくさん経験し、その度に自分を見つめ直してきましたが、そういう過程を得て”本当の自信“が少しずつ身についたと思っています。

「本当の自信を手に入れる9つのステップ」という本がとても参考になりました。
揺るがない”本当の“自信を手に入れる方法が書かれています。
興味がある人はぜひ読んでみてください!
まとめ
ボディビル大会は、単に筋肉を競う場ではなく、知識・身体・人間関係・仕事・人生までも成長させてくれる舞台です。
私はもともと自分に自信がなく、人見知りで引っ込み思案なところがありました。
しかし、そんな私でも、ボディビルを通していろんな人達と出会い、勝ったり負けたり失敗や挫折もたくさん経験したことで、ものの考え方や性格が大きく変わりました。
今年(2025年)で40歳になりますが、見た目も昔より若くなったと言われます。
今ではボディビルを始めて本当に良かったと思っています。
ボディビルは見た目が100%の競技ですが、そこに至るまでの過程にこそ、私はボディビルの真髄があると思っています。
もし少しでも興味があるなら、ぜひ一度挑戦してみてください!
その経験が、きっとあなたの人生に大きなプラスをもたらすはずです。
  
  
  
  


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