筋トレのインターバル時間|部位別・種目別の最適な休憩目安とは?

スポンサーリンク
トレーニング
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

こんにちは、腹筋がカニの裏の人(プロフィールはこちら)です

筋トレで「セット間のインターバル」をどう取るか、意外と迷う人は多いのではないでしょうか?

実はこの休憩時間、筋肥大や筋力アップの効率を大きく左右する重要な要素です。
短すぎれば力を発揮できず、長すぎれば集中力が切れる…。私自身も試行錯誤を繰り返し、ようやく「これが目安になる」という基準を掴んできました。

今回は、部位や種目ごとにおすすめのインターバル時間と、その効果的な活用法について解説していきます。

味にもこだわりがあり、50種類以上のプロテイン【Myprotein】
スポンサーリンク
この記事を書いた人
腹筋がカニの裏の人

【出身】
岐阜県生まれ。
現在は東京暮らし。

【経歴】
筋トレ歴20年、ボディビル歴10年

【獲得タイトル】
東京クラス別ボディビル選手権 75kg以下級優勝
東日本ボディビル選手権 75kg以下級優勝
日本クラシックボディビル選手権 171cn以下級優勝 など

【趣味】
読書、動画鑑賞、など

【得意な部位:腹筋】
雑誌「IRONMAN」の腹筋特集にて、最強腹筋の持ち主として紹介。
「月刊ボディビルディング」や「Tarzan」等においても掲載多数。

【ブログについて】
最強腹筋の持ち主である筆者が、これまで培った筋トレやダイエットに関する知識や経験をもとに、読者のお悩みを解決できるようなブログをお届けします。

腹筋がカニの裏の人をフォローする

科学的に見た最適なインターバル時間

複数の研究によって、セット間インターバルの長さが筋肥大や筋力向上に大きく影響することが分かっています。

  • 筋肥大目的
    Schoenfeldら(2016, Journal of Strength and Conditioning Research)の研究では、3分休憩群が1分休憩群よりも筋肥大効果が高いと報告されており、少なくとも2〜3分以上の休憩が推奨されます。
  • 筋力向上目的
    NSCAのガイドラインでは、最大筋力トレーニングには3〜5分の休憩が推奨されています。ATP-PCrエネルギーの回復にはある程度の時間が必要なためです。
  • 代謝的刺激目的
    Bureshら(2009, Journal of Strength and Conditioning Research)の研究では、1分休憩群と2.5分休憩群を比較し、長めの休憩の方が筋力・筋肥大には有利に働き、短時間の休憩(30秒〜90秒)は代謝ストレスを高める目的に適していると示されました。つまり、代謝的な刺激を目的(パンプ目的)とする場合では30秒〜90秒が目安といえます。

このように「どの目的でトレーニングをしているのか」によって、最適なインターバルは変わります。
特に筋肥大を狙う場合は、休憩を短くしすぎないことが重要です。

種目ごとの目安

じゃあ、具体的にどれくらいのインターバルを取ればいいの?という声にお応えして、トレーニングの部位や種目ごとに、私が「筋肥大目的」で実践している、おおよそのインターバルの時間を紹介したいと思います。

部位・種目ごとのインターバル目安

部位 種目 目安時間
コンパウンド種目
(スクワット・ハックスクワット・レッグプレス等)
5〜6分
アイソレート種目
(レッグエクステンション・レッグカール等)
2〜3分
ベンチプレス 3〜4分
ベンチプレス以外のコンパウンド種目 2〜3分
アイソレート種目
(ペックフライ・ケーブルクロス等)
1〜2分
背中 デッドリフト 4〜5分
高重量種目
(ラットプルダウン、ベントオーバーロウ等)
3〜4分
低重量種目 1〜2分
ショルダープレス 3〜4分
高重量レイズ系種目
(アップライトロウ等)
3〜4分
低重量のサイドレイズやリアデルト等 1〜2分
コンパウンド種目
(ナロウベンチプレス・バーベルカール等)
3〜4分
アイソレート種目
(ケーブルプレスダウン等)
1〜2分

ただし、こちらはあくまで私が実践している内容になります。
初心者と上級者の違い、あるいはトレーニングの強度にもよるので、上記をベースに自分に合わせて時間を調整していくと良いでしょう。

基本的には「次のセットができる」と思った時がインターバルを終える時です。

確かにインターバルを長くとれば、それだけ次のセットで筋発揮をしやすいかもしれません。
ただ、考え方を変えれば、インターバルを短くすることでトレーニングの強度を上げることもできます。

インターバルが「自分にとってどれだけ必要か」はもちろん大切ですが、特に混雑時などは「周りの利用者に配慮する」ことも心がけるようにしましょう。

また、必要なインターバルの長さは、その日のコンディションにもよっても変わってくるので、トレーニング中は自分の身体の状態に耳を傾けてみることも大切です。

筆者
筆者

コンディションが良いとインターバルが短くて済む場合が多いので、日頃からコンディショニングを心がけておくと良いですね。

インターバル中は何をすればいい?

皆さんインターバル中は何をしていますか?
というか、そもそもなぜインターバルが必要なのでしょうか?
ただ何となく取っている、という人
もいるのでは

インターバルの目的を考えてみる

  • トレーニングの記録をつける
  • 今終えたセットの内容を振り返る
  • 次のセットのイメージトレーニングをする
  • 呼吸を整え、集中力を高める
  • 水分や栄養素を補給する
  • 必要に応じてストレッチやマッサージをする

つまり、インターバルは今終えたセットの振り返り次のセットに入るための準備をする時間ということになります。

よくインターバル中にボーっとしている人やスマホをいじっている人がいますが、きちんと目的をもって必要な分だけインターバルを取るようにしましょう。

また、周りを見て待っている人がいないかを確認し、「一緒に使いますか?」と声をかけてあげられると良いですね。

インターバル中にやってはいけないこと

インターバルは自由時間ではありません。
以下の行為は周りの利用者の迷惑になるので控えるようにしましょう。

  • スマホの操作(音楽切替や記録目的の短時間の操作はOK/SNS閲覧などはNG)
  • 長時間の会話(挨拶程度ならOK/ただし、待っている人がいないかを確認すること!)
  • 目的のない長時間の休憩(ボーっとしているのであれば、次のセットをやりましょう!)

つまり、他事をしている暇があるならさっさと次のセットをやりましょう!ということ。

まとめ

インターバルはトレーニングの部位や種目によっても異なりますが、基本的には「次のセットができる」と思えばそれ以上は必要ありません。

また、長時間のインターバルは周りの利用者の迷惑にもなるので気をつけましょう。
どうしても長くなる場合は、周りへの気配りも忘れないようにしてください。

👇最低限、これだけ心がければOKです。

インターバルは
「必要だから取る」
「必要な分だけ取る」

コメント

タイトルとURLをコピーしました